いわゆるカードを使って、キャッシュを手にするには、一体、どんな種類があるでしょうか。
その一つとして、消費者金融業者が発行しているカードを使って現金を手にする方法があります。
消費者金融のキャッシングについて
一般的に、消費者金融会社ではATMを使ってキャッシュを引き出すことができるカードを発行します。
これは、クレジットカードを使って借金をするキャッシュローンサービスと同様です。
つまり、消費者金融会社が発行するカードと、クレジットカードは、一見、とてもよく似ています。
しかし、消費者金融とクレジットカードは、全く異なるものです。
規制されている法律も異なります。
前者は、借金をするためのもの。
後者は、借金をするための機能も付いていますが、基本的には買い物をするためのものです。
それから、貸金行為には免許が必要ですが、クレジットカードの使用形態である売掛行為には免許は必要ありません。
例えば、商取引において、毎月25日決済、という取り決めを交わして、売掛をすることは、どんな業者でも誰でもできます。
この売掛行為のために、何か免許や資格がいるかというと、そんなものは一切必要ありません。
広く一般社会で普通に行われている商行為です。
貸金ビジネスには、金利が発生し、これがビジネスの利益となります。
これに対し、クレジットカードは、1回払いの場合、手数料はかからず、金利も発生しませんが、販売店から手数料を徴収することで、ビジネスが成り立っています。
以上、消費者金融カードとクレジットカードは、似ていますが、全く違う種類のものです。
クレジットカードの維持費にご注意!
今でこそ年会費を無料としているクレジットカードは多いものの、老舗となっている三井住友銀行のカードは年会費として約1300円とられるなど、クレジットカードの所持・維持に費用がかかるカードはまだまだ沢山あります。
やはりクレジットカードを多く所有するのは賢い方法とは言えません。
仮に5枚のクレジットカードを持っていたとして、その全てに年会費がかかると考えれば、年会費が1000円だとしても5000円以上の費用がかかる計算になります。
一年間に利用したクレジットの金額が一定金額以上だと次年度の年会費を無料しているケースもありますが、その場合に設定されている利用金額が100~300万と高額になっていることが予想されるため、個人で利用する分にはハードルが高すぎます。
趣味・娯楽と支払いのみとで二枚に分けておけば最低でも2000円程度の年会費で済みますし、口座の管理や金額の把握もしやすいのでオススメです。